引越しのときに忘れてはならないのが「電気・ガス・水道」の手続き。
新しく契約する、解約して他の会社に乗り換える、同じ会社を継続して利用するなど、さまざまなケースがあります。
手続きの方法をしっかりチェックして、引越し後にライフラインが使えなかったということのないようにしましょう。
電気の住所変更はカンタン!
2016年から電気の民営化が始まり、今ではさまざまな電気会社を選べるようになりました。
乗り換えなどがしやすくなった分、電気を契約したり解約したりする機会も増えています。
ややこしそうというイメージがありますが、やり方さえわかっていれば意外とカンタンです。
電気の契約手続き
電気会社によって契約方法は異なりますが、ほとんどの場合は電話かインターネットで契約を申し込みできます。
使いたい電気会社のホームページにアクセスして、契約方法をチェックしてみましょう。
また、どの会社を契約するにしても契約時に必要な情報はほとんど同じで、基本的には以下の通りです。
・使用する住所
・契約名義
・契約種別、メニュー
・電力使用開始日
・契約アンペア
・料金の支払い方法
マンションなどの集合住宅の場合、契約アンペアなどは事前に確認しておくことをおすすめします。
中には支払方法がクレジットカードしか選べない会社もあるので、契約前に条件をよく見ておきましょう。
ちなみに、最大手の東京電力はインターネットと電話の両方で契約を受け付けています。
気になる方はチェックしてみましょう。
東京電力エナジーパートナー
URL:http://www.tepco.co.jp/ep/
TEL:0120-995-333
受付時間:9:00~20:00(平日)/9:00~17:00(土日祝)
電気の解約手続き
会社によりますが、契約時と同じく電話かインターネットで解約手続きができることがほとんどです。
ただし、電気会社や契約プランなどによっては違約金が発生する場合があります。
解約する前にチェックしてみて、自分が違約金発生に該当するのかどうか確認しておきましょう。
また、うっかり解約手続きを忘れたりすると、無駄な電気代が発生することになってしまいます。
少なくとも転居日の1~2週間前には、前もって手続きを済ませておくようにしましょう。
引越し後も同じ電力会社を使う
引越し後も同じ会社の電気を使いたいという場合はとても簡単です。
その電力会社のホームページにアクセスし、「住所変更」や「引越しのお手続き」などと書いてあるメニューから手続きをしましょう。
電話でも申し込める場合がほとんどです。
また、電気の場合は基本的に立ち合いは不要ですが、まれに必要になることもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
ガスの住所変更には立ち合いが必要!
電気に続き、ガスの自由化も2017年から始まりました。
中には電気とセットで申し込むと安くなるというプランを掲げている会社もあります。
契約時・解約時の注意点などをチェックして、自分に合ったプランがある会社を探してみましょう。
ガスの契約手続き
ガスも電気と同じく、ほとんどの会社でインターネットもしくは電話による申し込みができます。
電気の契約と同じように、使いたい場所の住所や契約名義などをはっきりさせておきましょう。
ただ、電気と違ってガスは開栓作業に立ち合う必要があるので、ガスの使用開始日までに余裕を持って申し込んでおくことをおすすめします。
また、新しく住むマンションやアパートがプロパンガスもしくはガス漏れ警報器やガス器具の取り付けを希望する場合などは、インターネットでの手続きができない可能性があります。
そのような場合は電話で申し込み手続きを行いましょう。
最大手の東京ガスの申し込みページ・電話番号はこちらです。
東京ガス
URL:https://home.tokyo-gas.co.jp/procedure/moving/khsn_k.html
TEL:03-3344-9100
受付時間:9:00~19:00(平日・土曜)/9:00~17:00(日曜・祝日)
ガスの解約手続き
こちらも会社によって異なりますが、ほとんどの場合、電話かインターネットで解約申込を受け付けています。
解約時にはお客様番号がわかっているとスムーズに手続きできますので、請求書などを用意しておきましょう。
ただ、ガスの場合は閉栓作業時に立ち合いが必要になることが多いので、家にいられる日をあらかじめ確保しておきましょう。
作業自体は10分程度で終わることがほとんどなので、長時間拘束されることはありません。
最大手の東京ガスの解約申込ページはこちらです。
URL:https://home.tokyo-gas.co.jp/procedure/moving/khsn_h.html
引越し後も同じガス会社を使う
ガスの住所変更方法は解約手続きとほぼ同じです。
ただ解約してガスを止めるだけか、止めたあとに別の住所で使用を再開するかの違いになります。
またほとんどの場合、使用開始時に立ち合いが必要になるので、引っ越した日に時間を確保できるようにしておきましょう。
基本的に回線作業をしたあと、ちゃんと火が付くか、お湯が出るかも作業員さんが確認してくれるので安心です。
水道の住所変更は電話するだけ!
水道を使用開始するときは水道局と契約をします。
水道は使用開始時にも解約時にも立ち会う必要がないので、申し込んだらあとはその日が来るのを待つだけ。
地域によっては自分で水道バルブを開ける場合もありますが、言われた通りにやるだけなので簡単です。
水道の契約手続き
管轄の水道局に連絡して使用開始を申し込みます。
東京にお住まいの人は東京都水道局になりますね。
こちらも電気やガス同様、電話かインターネットで申し込みができるので、好きな方を選んでください。
引越し日の1週間前、最低でも2日前には申し込むようにしましょう。
東京都水道局の申し込みページはこちらです。
URL:https://suidonet.waterworks.metro.tokyo.jp/inet-service/uketsuke/main_japan
水道の解約手続き
解約・使用停止の際も、電話かインターネットで申し込みましょう。
使用開始よりも使用停止までの方が時間がかかることがあります。
転居日直前に申し込んでも、すぐに停止できないことがありますので、こちらは最低でも1週間前には申し込みしておきましょう。
もし、どうしても急を要する解約の場合は、カスタマーサービスなどに電話してみることをおすすめします。
東京都水道局の解約ページはこちらです。
URL:https://suidonet.waterworks.metro.tokyo.jp/inet-service/uketsuke/useStop/notice
引越し後も同じ水道会社を使う
引越しによって住所変更の手続きをする場合は、使用停止手続きと使用開始手続きの両方を行うことになります。
どちらも特に立ち合いは必要ないので、それぞれの申し込み手続きをして終わりです。
もし、自分の申し込んだ停止日や開始日を忘れてしまった場合、水道局にアクセスしてお客様番号を入力すれば見られるようになっています。
早めの手続きを心がけて、スムーズに使用できるようにしておきましょう。
当日に手続きできる?
うっかり手続きを忘れてしまっていた、あるいは引越しが急すぎてどうしても当日に手続きせざるを得なくなったという場合もあるかもしれません。
当日手続きは、基本的に電気もガスも水道もインターネットでは受け付けていません。
このような場合は、カスタマーセンターなどに電話で問い合わせてみましょう。
うまくいけば、当日に使用開始することができるかもしれません。
しかし、電気や水道はともかく、ガスは当日申し込みを受け付けてもらえない可能性が高いのが事実。
ガスの場合は立ち合いが必要となるためです。
もし、当日ガスが使えなかったら、その日は外食をしたり銭湯に行ったりなどして、なんとか凌ぎましょう。
いずれにせよ、インフラは早めに手続きすることをおすすめします。
以上、電気・ガス・水道の住所変更まとめでした。
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