引越しが安い日・安い時間は?
引越しは平日や仏滅の日が安くなっていて、人気のある土日や祝日は高くなっています。
特に引越しシーズンの3〜4月だと平日か土日かで数万円も変わってきます。
また、引越しは午前よりも午後のほうが安いので、コスト重視の人は平日・午後の引越しがオススメです。
ちなみに午後というのは午前の引越しが終わってからということなので、時間指定できない不便さから料金が安くなっています。
もし午前中の引越しが長引いてしまったら、かなり遅い時間からの引越しになる可能性もあるため、午前にするか午後にするかはよく考えてから決めましょう。
不用品回収がある引越し業者はどこ?
引越しのときにいらない不用品を処分できればラクですよね。
以下は不用品の買い取りもしくは回収サービスがある業者の一部です。
・町の引越屋さん
・サカイ引越センター
・ハート引越センター
・アップル引越センター
・トレファク引越センター
・ヤマトホームコンビニエンス
など
ただ、引越し業者のホームページで「不用品は無料で引き取ります」と書いてあっても、有料になるものもあるので見積もりしてもらうときなどに確認しましょう。
不用品がたくさんあるという人は上記のような引越し業者から見積もりをもらえば、引越しと不用品処分のトータルで安いかどうかがわかるので何社か見積もりをもらって料金を比較しましょう。
ダンボールは無料でいくつもらえる?
引越し業者によって多少の差はありますが、ほとんどの業者で以下の枚数はもらえます。
【一人暮らしの引越し】
ダンボール:10枚
ガムテープ:1コ
【カップルの引越し】
ダンボール:20枚
ガムテープ:2コ
【家族の引越し】
ダンボール:50枚
ガムテープ:2コ
大手の引越し業者は交渉しだいでいくつでももらえますが、格安の引越し業者だとダンボールやガムテープをくれないところもあるので見積もりのときに確認しておきましょう。
シューズBOXはレンタル無料?
引越し業者によって違いますが、1コまでならレンタル無料というところが多いです。
上の画像はサカイ引越センターのシューズボックスですが、サカイ引越センターは2コまではタダでレンタルできます。
シューズボックスは引越し当日に持ってきてくれるので、靴がたくさんあるという人は事前にいくつ必要なのか確認して引越し業者に伝えておきましょう。
ハンガーBOXはレンタル無料?
引越し業者によって違いますが、1〜2コくらいなら無料でレンタルできるところが多いです。
大手の引越し業者だと5コくらい貸してくれるところもありますが、筆者は一つで十分でした。
ちなみにハンガーボックスは自分で買うとネットでも1つ2,000円くらいとそこそこ高いため、もし使いたい場合はレンタルしたほうがよいでしょう。
引越し料金の相場っていくら?
引越し料金は荷物の量や距離によって違いますし、平日・土日・引越しシーズン(3〜4月)なのかによっても大きく変わってきます。
以下にその差をまとめてみました。
一人暮らしの引越し費用の相場
引越し 距離 | 平日 | 土日祝日 | 繁忙期 (3〜4月) |
〜10km | 23,000 | 28,000 | 34,000 |
〜50km | 26,000 | 31,000 | 37,000 |
〜100km | 30,000 | 36,000 | 43,000 |
〜300km | 40,000 | 48,000 | 58,000 |
〜500km | 51,000 | 61,000 | 73,000 |
501km〜 | 64,000 | 77,000 | 92,000 |
荷物が少なくて近距離のミニ引越しなら「単身パック」という格安プランもあるので検討してみましょう。
各社の単身サービスが気になるという方は以下のエントリーをご覧ください。
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一人暮らしの引っ越しは単身パックが格安!料金が安い業者ランキング
これから一人暮らししたいけど、「どこの引っ越し業者が安いのかわからない」という人は多いと思います。 そこで今回は、ひとり暮らしの引越しにオススメの格安単身パック ...
カップルの引越し費用の相場
引越し 距離 | 平日 | 土日祝日 | 繁忙期 (3〜4月) |
〜10km | 50,000 | 60,000 | 72,000 |
〜50km | 58,000 | 70,000 | 84,000 |
〜100km | 70,000 | 84,000 | 101,000 |
〜300km | 92,000 | 111,000 | 132,000 |
〜500km | 126,000 | 151,000 | 181,000 |
501km〜 | 150,000 | 180,000 | 216,000 |
荷物が2人分になるので値段もそこそこします。
これから同棲をはじめるという場合は、個別に引越しするよりも「立ち寄りプラン」を使うとオトクになるので見積もり依頼のときなどに引越し業者に相談してみましょう。
家族の引越し費用の相場
引越し 距離 | 平日 | 土日祝日 | 繁忙期 (3〜4月) |
〜10km | 68,000 | 80,000 | 94,000 |
〜50km | 75,000 | 98,000 | 104,000 |
〜100km | 84,000 | 109,000 | 127,000 |
〜300km | 110,000 | 130,000 | 154,000 |
〜500km | 148,000 | 184,000 | 205,000 |
501km〜 | 190,000 | 240,000 | 276,000 |
家族の引越しは運ばなくてはいけない荷物が多いので料金も高くなります。
なるべく安くしたいという人は、不用品などのいらないものを事前に処分してなるべく荷物を少なくしておきましょう。
大雨になっても引越しするの?
基本的にはどしゃぶりの雨でも引越しします。
もし、雨がひどいから引越しを別の日にしたいという場合は自己都合となってしまい、以下のキャンセル料金がかかります。
引越し当日:引越し費用の20%
引越し前日:引越し費用の10%
ただ、台風などで雨風がすごいときは引越しが大変になるため、業者も相談にのってくれるかもしれません。
2日前ならキャンセル料金なしで変更できるため、どうしても雨の日に引越ししたくないという人は天気予報を見て早めに延期の連絡をしましょう。
ちなみに地震や津波などの災害が発生したときは引越し業者側からキャンセルされることもあります。
荷物の雨対策は自分がやる?業者がやる?
一番気になるのは急に雨が降ったときの荷物の雨対策ですが、これは引越し業者によって対応が違います。
そのため、見積もりしてもらうときに「雨が降ったときはダンボールにビニールをかけてくれるか」や「電化製品がぬれて故障したときは保証してくれるか」などを確認し、良い対応をしてくれる引越し業者を選びましょう。
ちなみに上の画像のものは「ストレッチフィルム」といって大きいサランラップのようなものです。
引越し業者はこういう商品を持っていますのでダンボールがぬれないように包んでくれるか交渉してみましょう。
使ったダンボールは回収してくれる?
引越しで使ったダンボールはほとんどの引越し業者が1回までなら無料で回収してくれます。
ただ、小さい引越し業者だと回収までしてくれないところもあるので見積もりのときなどに確認しておきましょう。
ちなみに筆者も何回か引越ししていますが、お願いしたほとんどの業者が「ダンボールは6ヶ月以内なら1回までいつでも無料で引き取りにきます」と言ってくれました。
そのため、使い終わったダンボールは玄関などにまとめておき、全ての荷解きが終わったら業者に連絡して引き取りにきてもらいましょう。
業者に連絡して取りにきてもらうのがめんどくさいという人は自分でゴミとして捨ててしまいましょう。
訪問見積もりは何分位かかる?
以下は訪問見積もりにかかるおおよその時間です。
一人暮らし:20分
カップル:25分
家族:30分
荷物が多いともう少し時間がかかることもあります。
訪問見積もりは少し時間がかかるのでめんどくさいですが、正確な引越し料金を出してもらうために必要ですし、何社か家まで来てもらって見積もりを比較してみると本当に安い業者がどこなのかわかります。
一括見積もりサイトの概算見積もりで悩まず、訪問見積もりでもらった正確な見積もりを比較して安い業者を選びましょう。
見積り時より荷物が増えたら?
もし「訪問見積もりのときに伝えた荷物量」と「運びたい荷物量」が変わってしまったときは事前に引越し業者に連絡しましょう。
引越し当日はトラックの大きさを変えられないため、もし増えた荷物がトラックに入らなければ運んでくれません。
また、もしトラックに入ったとしても足元を見られてプラス料金になってしまう可能性もあります。
安心して引っ越しするためにも荷物量が変わったときは、なるべく早めに引越し業者へ伝えておきましょう。