「引越しは安いほうがいいけど値引き交渉が苦手」という人は多いと思います。
そこで今回は、引越しの見積もりが格安になるカンタン交渉術をまとめてみました。
業者としっかり交渉しておトクに引越ししましょう。
交渉術の前に引越しを安くするコツを2つだけ
1.荷物を減らせば安くなる!
引越し料金は荷物の量によって変わります。
そのため、いらないマンガやぬいぐるみなどはリサイクルショップで売ってしまえば、引越し料金が安くなるし部屋もスッキリするので一石二鳥です。
ちなみに、ぬいぐるみはかなり人気があるものでないと売れません。
ヤフオク・メルカリ・ジモティーとかで売れなければ、処分してしまいましょう。
忙しい人は急いで処分しなくても訪問見積もりのときに「引越日までに処分するので対象外で。」と伝えてもオッケー。
ちなみにトレファク引越なら引越しするときに不要品の買い取りまでやってくれるため、売りに行くのがめんどくさいという人にはオススメ。
2.人気のない日の引越しは安い!
引越し料金は時期・日時によっても大きく変わります。
【引越し料金がめちゃめちゃ高い】
・引越しシーズン(3〜4月)の土日祝日
【引越し料金が高い】
・引越しシーズン(3〜4月)の平日
【引越し料金が高め】
・土日祝日
・AM(午前)の引越し
・縁起の良い日
【引越し料金が安い】
・平日
・PM(午後)の引越し
・縁起の悪い日
引越しシーズンの3月・4月は、引越し業者から見積もりをもらってら「数十万円」になることはザラにあります。
お金持ちじゃないと引越しできないのではと思ってしまうほど高く、引越し侍のような一括見積もりサイトで格安業者を見つけるしかありません。
土日祝日も高くなる場合が多く、時期によっては数万円もアップすることがあるので、なるべく平日に引越ししたほうがオトクです。
有給休暇などが余っている人は、平日に引っ越しすることをおすすめします。
また、「大安」などの縁起が良い日は高くなり、「仏滅」などの縁起が悪い日は安くなることが多いです。
土日の大安とかは人気があり、かなり高い料金で見積もりされます。
六曜を気にしない人は、平日の仏滅に格安引っ越ししましょう。
ちなみに、引越しは午前よりも午後の方が安いです。
午後というのは13時〜とか15時〜ということではなく「午前中に入っている他のお客さんの引越しが終わり次第」という意味なので、時間を指定できないために安くなっています。
まとめると、引越し費用を安くしたいなら、平日・仏滅・午後が狙い目です。
引越し業者にぼったくられない方法
さぁ、荷物の整理ができたら次は引っ越し業者への見積もり依頼です。
引越しが初めての人は「引越しって高いのかなぁ?」と少し不安になりますよね。
引越しは人によってそれぞれ荷物の量や移動する距離が違うので、ネットでも相場が分かりづらいです。
そのため、引越し業者は、
「相場より高めにしても分からないだろう。」
「値引きされることを考えて料金を高くしておこう。」
と必ず高額な見積もりを出してきます。
さて、ではどうすればぼったくられずに相場に近い見積もりをもらえるかですが、方法は1つです。
引越しの一括見積もりサイトを利用しましょう。
このサイトから申込みするといろいろな会社を比較していることが全ての引越し業者に伝わることになります。
そのため、引越し業者は「ライバルがいるから高い見積もりを出したらまずい。」と相場に近い金額を出してくれます。
筆者も使いましたが、自分で1社ずつ見積もり依頼をしなくても、1回の入力で5社くらいから見積もりがもらえましたし、他社と比較して一番安いところがすぐに分かったのでオススメです。
ちなみに筆者は引越し侍というサイトで一括見積もりしましたが、ほとんどメールでのやりとりだったのでかなり楽でした。
夜だったのでメールでの返信でしたが、日中だと電話がかかってくることもありますので、空き時間での入力をオススメします。
引越しの見積もりがカンタンに安くなるセリフ
各社から見積もりをもらったら、まずは値引き交渉する業者を決めます。
例えば5社から見積もりをもらったら、料金が安かった3社と値引き交渉しましょう。
別に4社でも5社でもいいのですが、たくさん交渉するのもめんどくさいですし、キャンセルするときも大変なので。
さて、いよいよ値引き交渉ですが、まずは普通に「安くして!」と言いましょう。
信じられないかもしれませんが、これだけでホントに安くなるんです。
ぜひ試してみてください。
値引き交渉しないで契約する人がほとんどですが、定価がない引越しはかなり値引きできるんです。
また、もし「安くして!」と言って「いやぁ~きびしいですねぇ~。」と言われたら、次は勇気を持ってこう言いましょう。
「じゃあ他の引越し業者にしようかなぁ。」
この一言でびっくりするくらい値引きしてくれます。
もし値引きしてくれなかった場合は本当に違う業者にすればいいだけなので問題ありません。
交渉するだけで数万円も安くなることはザラなので、恥ずかしがらずにしっかり値引き交渉しましょう。
引越しの見積もりが言い値になる魔法のセリフ
さて、これで最後になりますが、実はもっとすごい一言があります。
「予算は○万円しかない。」
これは相場が分かっていないと使えないテクニックですが、引越し料金を言い値にできる最強のセリフです。
お金がないと言っている人には高い見積もりを出してきません。
筆者は以下のステップで交渉して格安になりました。
一括見積もり
↓
見積もり比較
↓
料金が安かった3社と値引き交渉
↓
アート引越センターの見積もりが128,204円
↓
「予算は50,000円しかない。」と伝える
↓
引越し料金が50,000円に!
以下がそのときの見積もり書です。
さすがに50,000円はムリだと思って言ったのですが、「今すぐにお引越しを契約してくれるなら上司に聞いてみます。」と言われ、上司と思われる人に電話してオッケーとなりました。
時間をかけて交渉すればもっと安くできたかもしれませんが、一発の交渉で78,204円(約60%)も値引きできたので満足です。
引越しはこちらが思っている以上に値引きできるため、まずはできるだけ安い金額で交渉してみましょう。
値引き交渉で絶対に言ってはいけない一言
これで最後になりますが、値引き交渉で絶対に言ってはいけないNGワードがあります。
それは「こちらの本当の予算」です。
引越しの予算として「100,000円くらいまでならいいかなぁ。」と思っていても決して口に出してはいけません。
料金を50,000円くらいにしたいときは「30,000円くらいになりませんでしょうか?」とさらに安い金額で交渉しましょう。
もし1社目で30,000円にならなくても安い料金の見積もりをもらっておけば、他社と値引き交渉するときに使える見積もり書になりますね。
最安値をめざしてがんばりましょう!
以上、引越しの見積もりが安くなる交渉術まとめでした。
引越しは交渉すれば電化製品よりも値引きできるので、後悔しないためにも思いきって交渉しましょう。
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