「引越しは安いほうがいいけど値引き交渉が苦手」という人は多いと思います。
そこで今回は、引越しの見積もりが安くなる交渉術をまとめてみました。
業者としっかり交渉して格安に引越ししましょう。
目次
交渉術の前に引越しを安くするコツを2つだけ
1.荷物を減らせば安くなる!
引越し料金は荷物の量によって変わります。
そのため、いらないマンガやぬいぐるみなどをリサイクルショップで売ってしまえば、引越し料金が安くなるし部屋もスッキリするので一石二鳥です。
忙しい人は急いで処分しなくても訪問見積もりのときに「引越日までに処分するので対象外で。」と伝えてもオッケー。
ちなみにトレファク引越なら引越しするときに不要品の買い取りまでやってくれるため、売りに行くのがめんどくさいという人にはオススメ。
2.人気のない日は安い!
引越し料金は日時によっても大きく変わります。
「平日」や「縁起のわるい仏滅」などの人気がない日は料金が安くなっています。
また、引越しは午前よりも午後の方が安いです。
午後というのは13時〜とか15時〜とかではなく「午前中に入っている他のお客さんの引越しが終わり次第」ということなので、時間を指定できないために安くなっています。
逆に「土日祝日」や「大安」などの人気がある日は料金が高くなります。
時期によりますが土日だと数万円もアップすることがあるので、なるべく平日に引越ししたほうがオトクです。
有給休暇などが余っている人は、平日に引っ越しすることをおすすめします。
引越し業者にぼったくられない方法
さぁ、荷物の整理ができたら次は引っ越し業者への見積もり依頼です。
引越しが初めての人は「引越しって高いのかなぁ?」と少し不安になりますよね。
引越しは人によってそれぞれ荷物の量や移動する距離が違うので、ネットでも相場が分かりづらいです。
そのため、引越し業者は、
「相場より高めにしても分からないだろう。」
「値引きされることを考えて料金を高くしておこう。」
と必ず高額な見積もりを出してきます。
さて、ではどうすればぼったくられずに相場に近い見積もりをもらえるかですが、方法は1つです。
引越しの一括見積もりサイトを利用しましょう。
このサイトから申込みするといろいろな会社を比較していることが全ての引越し業者に伝わることになります。
そのため、引越し業者は「ライバルがいるから高い見積もりを出したらまずい。」と相場に近い金額を出してくれます。
筆者も使いましたが、自分で1社ずつ見積もり依頼をしなくても、1回の入力で10社くらいから見積もりがもらえましたし、他社と比較して一番安いところがすぐに分かったのでオススメです。
ちなみに筆者は引越し侍というサイトで一括見積もりしましたが、ほとんどメールでのやりとりだったので楽でした。
引越しの見積もりがカンタンに安くなるセリフ
各社から見積もりをもらったら、まずは値引き交渉する業者を決めます。
例えば10社から見積もりをもらったら、料金が安かった3社と値引き交渉しましょう。
別に4社でも5社でもいいのですが、たくさん交渉するのもめんどくさいですし、キャンセルするときも大変なので。
さて、いよいよ値引き交渉ですが、まずは普通に「安くして!」と言いましょう。
信じられないかもしれませんが、これだけでホントに安くなるんです。
ぜひ試してみてください。
値引き交渉しないで契約する人がほとんどですが、定価がない引越しはかなり値引きできるんです。
また、もし「安くして!」と言って「いやぁ~きびしいですねぇ~。」と言われたら、勇気を持ってこう言いましょう。
「じゃあ他の引越し業者にしようかなぁ。」
この一言でびっくりするくらい値引きしてくれます。
もし値引きしてくれなかった場合は本当に違う業者にすればいいだけなので問題ありません。
交渉するだけで数万円も安くなることはザラなので、恥ずかしがらずにしっかり値引き交渉しましょう。
引越しの見積もりが言い値になる魔法のセリフ
さて、これで最後になりますが、実はもっとすごい一言があります。
「予算は○万円しかない。」
これは相場が分かっていないと使えないテクニックですが、引越し料金を言い値にできる最強のセリフです。
お金がないと言っている人には高い見積もりを出してきません。
筆者は以下のステップで交渉して格安になりました。
一括見積もり
↓
見積もり比較
↓
料金が安かった3社と値引き交渉
↓
アート引越センターの見積もりが128,204円
↓
「予算は50,000円しかない。」と伝える
↓
引越し料金が50,000円に!
以下がそのときの見積もり書です。
さすがに50,000円はムリだと思って言ったのですが、「今すぐにお引越しを契約してくれるなら上司に聞いてみます。」と言われ、上司と思われる人に電話してオッケーとなりました。
時間をかけて交渉すればもっと安くできたかもしれませんが、一発の交渉で78,204円(約60%)も値引きできたので満足です。
引越しはこちらが思っている以上に値引きできるため、まずはできるだけ安い金額で交渉してみましょう。
値引き交渉で絶対に言ってはいけない一言
これで最後になりますが、値引き交渉で絶対に言ってはいけないNGワードがあります。
それは「こちらの本当の予算」です。
引越しの予算として「100,000円くらいまでならいいかなぁ。」と思っていても決して口に出してはいけません。
料金を50,000円くらいにしたいときは「30,000円くらいになりませんでしょうか?」とさらに安い金額で交渉しましょう。
もし1社目で30,000円にならなくても安い料金の見積もりをもらっておけば、他社と値引き交渉するときに使える見積もり書になりますね。
最安値をめざしてがんばりましょう!
以上、引越しの見積もりが安くなる交渉術まとめでした。
引越しは交渉すれば電化製品よりも値引きできるので、後悔しないためにも思いきって交渉しましょう。
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