入学や就職などで初めて引越しするという方は不安なことも多いと思います。
そこで今回は「学生向けの引越し手続き・やることチェックリスト」を作成してみました!
これから引越しするという方はぜひお役立てください。
引越しのやることチェックリスト(全35項目)
以下は引越しのときにやらなければいけないことをチェックリストにしたものです。
チェックリストはこちらからダウンロードいただけます。
「引越し手続きチェックリスト(学生ver).pdf」
詳細は以下にまとめてありますのでご覧ください。
引越し1〜2ヶ月前にやること
部屋探し
新築のアパートや家賃が安いところは人気なのですぐになくなってしまいます。
引越しシーズンの3〜4月に引越しするという方は2月くらいから探しはじめましょう。
ちなみに借りたい部屋が見つかったら、窓枠のサイズを測っておくと事前にカーテンを準備できるのでオススメです。
これから住む部屋の契約
新しい部屋を借りる契約をしましょう。
敷金や礼金があるところだと家賃の2〜3倍のお金を用意しなくてはいけません。
あまりお金をかけたくない方は「敷金礼金なし」という物件を探して引越し費用を節約しましょう。
引越しの見積もりをもらう
引越し業者に見積もり依頼をしましょう。
引越し直前の見積もりだと「引っ越しまでの時間がない」という足元を見られて高い料金になってしまいます。
そのため、引越し業者へ早めの見積もりを依頼することが引越しの料金を安くするコツです。
ちなみに、引越しの見積もりは半額以下にできるので、節約したいという方は以下のエントリーもご覧ください。
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引っ越しの見積もりは60%も値引きできる!格安引越しする7つの方法
引越しの見積もりって、電器屋みたいにかなり値引きできるってご存知ですか? 筆者も最近引越しましたが、以下のテクニックを使うだけで78,204円も値引きできました ...
引越し1ヶ月前にやること
インターネットの契約
ポケットWiFiやWiMAXなどのモバイルルーターなら契約後にすぐ使えますが、NTTのフレッツ光などの固定回線は工事をしなければいけないので時間がかかってしまいます。
そのため、新しい部屋でインターネットの契約を考えている方は早めに申込みしましょう。
家電などの購入
人によって少し違いはありますが、以下は一人暮らしに必要なものです。
・冷蔵庫
・洗濯機
・掃除機
・エアコン
・炊飯ジャー
・電子レンジ
・ソファやテーブルなど
・タンスや衣装ケースなど
・ハンガーや物干し竿など
・ベッドや布団などの寝具
・お皿やコップなどの食器
・包丁やフライパンなどの調理器具
家電は買っても持ち帰らず、新居に送ってもらうようにすれば楽です。
ただ、引越しシーズンは配送やエアコン取付工事も混んでいるため、家電だけは早めに購入して希望日に送ってもらえるようにしましょう。
引越し2週間前にやること
電気・ガス・水道の契約
新しい部屋を契約するときに不動産会社が電気・ガス・水道の連絡先を教えてくれるので、電話して契約しましょう。
「4月1日に引越しするので、4月1日から使えるようにしたい。」と言うだけでOKです。
ただ、ガスだけはガス会社の立ち会いが必要なので、早めに連絡して立会いの希望日を伝えましょう。
インターネットで契約できるところもあるので、ネットで手続きしたいという方は確認してみましょう。
ダンボールの準備
荷づくり用のダンボールやガムテープ、お皿やコップなどを包む新聞紙などを用意しましょう。
引越しを業者に頼む場合は「梱包用のダンボールをください。」と言うと50コくらいまでならタダでくれます。
自力で引越しする方は、スーパーやドラッグストアなどで段ボールをもらってきましょう。
荷造り(1回目)
とりあえずは着ていない衣類や使っていない食器から梱包しちゃいましょう。
以下のエントリーで梱包方法の動画をまとめてあるので、ワレモノを梱包するときは参考にしてください。
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【引越し準備】荷造りのコツが分かる梱包動画12コまとめ
引越しするとき、業者に荷造りまで頼むと料金が高くなってしまいます。 そこで今回は、小物や電化製品などを自分で荷造りできるよう、 「梱包方法を分かりやすく説明して ...
引越し1週間前にやること
住民票の手続き
市外へ引越しする方は、今住んでいるところの市役所で「転出届」を出しましょう。
同じ市内での引越しなら「転居届」を出すだけで終わりです。
パソコン内のデータをバックアップ
もしPCが入っているダンボールを落として破損させて壊してしまった場合、データが消えてしまうかもしれません。
重要なデータだけはUSBメモリやハードディスクにバックアップを取っておきましょう。
引越し3日前にやること
荷造り(2回目)
引越し当日まで使わないものは全てダンボールに梱包しましょう。
これから住む家のレイアウト決め
冷蔵庫や家具などの置き場を事前に決めておけば、引越し当日に業者が設置してくれます。
後で1人で動かすのは大変なので、大きなものや重いものだけは場所を決めておきましょう。
新しい部屋のカーテン購入
カーテンは引越し後に買ってもいいのですが、事前に用意しておくと引越しした日から人目を気にせずに生活できます。
カーテンレールはほとんどのアパート・マンションについていますが、ついていない部屋もあるので確認しておきましょう。
引越し前日にやること
お金の準備
引越し当日は忙しいので、業者に払うお金は前の日までに準備しておきましょう。
引越し当日に今の家でやること
荷造り(3回目)
身の回りのものを梱包したらダンボールに詰め、引越し業者に運んでもらいましょう。
引越し当日に新居でやること
新しい部屋のキズをチェック
カベや床に傷がないか確認しましょう。
もし大きな汚れやキズなどがあれば写真を撮っておくと、部屋を出るときにトラブルになりにくいです。
引越し業者への指示
新しい家に荷物を運ぶとき、引越し業者に「荷物を置くところ」を伝えましょう。
各ダンボールに「キッチン用品」などと中身を書いておくと「ダンボールに書いてある場所に置いてください。」と言うだけで指示しなくてもいいのでスムーズです。
運んだ荷物のチェック
運んでもらったダンボールの数を確認しましょう。
また、ソファなどの家具にキズがついていないかどうかも良く見ておきましょう。
引越し料金の支払い
引越しが無事に終わったら引越し費用を払いましょう。
作業してくれた人にも冷たいお茶などをあげると喜ばれます。
電気のブレーカーを入れる
新しい部屋のブレーカーを入れて電気をつけましょう。
全てのスイッチを「切」→「入」にするだけです。
ガスの元栓を開ける
ガスは立会いが必要なので、ガス会社の人に元栓を開けてもらいましょう。
また、ガスは保証金として立会いのときに10,000円を預けることが多いので準備しておきましょう。
水道のバルブを開ける
外にある水道バルブを開けてから水が出るか確認しましょう。
バルブの開け方は以下のエントリーを参考にしてください。
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ご近所さんへの挨拶
引越ししてすぐに挨拶すると「常識のある人」と思われるので好印象になります。
粗品を持って「引っ越ししてきた○○です。よろしくお願いします。」と挨拶しましょう。
挨拶するエリアは、アパートやマンションなら「両隣と上下」、一軒家なら「両隣と向かい3軒」くらいが一般的です。
引越し当日に挨拶できなくても問題ありませんが、1週間以内には伺ったほうがいいでしょう。
持っていく手みやげでお悩みの方は以下のエントリーを参考にしてください。
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引っ越しの挨拶はどうやるの?あいさつのマナーや引越しギフトまとめ
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荷物が入ったダンボールを開ける
まずはすぐ使うものを出しましょう。
洋服はタンスや衣装ケース、お皿やコップなどは食器棚に入れ、どんどんダンボールを開けていきましょう。
引越し後すぐにやること
表札をつける
ポストや玄関に表札を付けましょう。
表札がなくても荷物は届きますが、あった方が宅配業者も分かりやすいです。
ひとり暮らしの女性などプライバシーを守りたい方は無理して表札を付けなくてもOK。
引越し後14日以内にやること
住民票の手続き
市外からの引越しなら「転入届」、市内からの引越しなら「転居届」を引越し日から14日以内に役場に提出しましょう。
マイナンバーの手続き
「マイナンバーカード」か「通知カード」を市役所に出して住所変更しましょう。
運転免許証の手続き
市役所で「新しい住民票」をもらったら、警察署に行って「運転免許証」と「住民票」を出せば住所の変更ができます。
ちなみに免許証更新までは裏面に住所が印字されます。
車庫証明の手続き
クルマを持っている方は警察署で「自動車保管場所証明申請書」をもらって必要事項を記入しましょう。
免許証の住所変更と一緒にやればスムーズです。
車検証とナンバープレートの手続き
クルマもバイクも住所変更した日から15日以内に手続きしましょう。
軽自動車の手続き
軽自動車に乗っている方は以下のものを管轄の軽自動車検査協会に出しましょう。
・車検証
・新しい住所の住民票
・自動車保管場所証明書
・ナンバープレート(管轄の軽自動車協会が変わるときのみ)
引越し先が同じ管轄の軽自動車検査協会ならナンバープレートはそのままでOKですが、住所変更の手続きは必要です。
普通自動車の手続き
普通自動車に乗っている方は以下のものをこれから住むところの管轄の陸運局に提出して住所変更の手続きをしましょう。
・車検証
・新しい住所の住民票
・自動車保管場所証明書
・ナンバープレート(管轄の陸運局が変わるときのみ)
引越し先が同じ管轄の陸運局ならナンバープレートはそのままですが、住所変更の手続きはしなければいけません。
バイク(〜125cc)の手続き
原付に乗っている方は市役所に以下のものを提出して「廃車証明書」をもらいましょう。
・ナンバープレート
・標識交付証明書(ナンバー交付時にもらった書類ですが紛失してたら無くてもOK)
引越し先の市役所で「廃車」と「登録」を同時に手続きすることも可能です。
同じ市内での引越しなら手続きは何もありません。
バイク(126〜250cc)の手続き
以下のものを管轄の陸運局に提出して住所の変更をしましょう。
・軽自動車届出済証
・新しく住所の住民票
・自賠責の保険証(有効期間が残っているもの)
・ナンバープレート(管轄の陸運局が変わるときのみ)
引越し先が同じ管轄の陸運局ならナンバープレートはそのままですが、住所変更の手続きは必要になります。
バイク(251cc〜)の手続き
以下のものを管轄の陸運局に提出して住所変更の手続きを行いましょう。
・車検証
・新しい住所の住民票
・ナンバープレート(管轄の陸運局が変わるときのみ)
引越し先が同じ管轄の陸運局ならナンバープレートはそのままですが、住所変更の手続きはしなければいけないので忘れないようにしましょう。
引越し後に落ち着いたらやること
銀行口座の手続き
ほとんどの銀行はインターネット・電話などで住所変更できます。
銀行の窓口で手続きする場合は通帳・カード・銀行印を持っていきましょう。
クレジットカードの手続き
契約しているクレジットカード会社に電話するかインターネットで住所の変更手続きをしましょう。
携帯電話の手続き
契約している会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)に電話するかインターネットで住所の変更手続きをしましょう。
お店でも手続きできますが、混雑していると待ち時間が長いのでオススメしません。
保険の手続き
生命保険や自動車保険など、契約している保険があれば保険会社に電話して住所変更しましょう。
ネット会員の手続き
楽天、ヤフー、オークションサイト、マイルなどのネット会員になっている人は会員ページで住所変更の手続きをしましょう。
以上、学生向けの引越し手続きなどまとめでした。
ほとんどの手続きで印鑑や免許証などの身分を証明するものが必要になるので忘れずに持っていきましょう。
これから引越しするという方には以下のエントリーもオススメです。
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