100万円くれる町!おむつ・ランドセル無料!引越したくなる市町村まとめ

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市町村は人口を増やすために色々な施策をしていますが、中にはものすごく魅力的なものもあります。

そこで今回は、筆者がネットで調べて「これはすごい!」と思った市町村をまとめてみました。

引っ越し先で悩んだときの参考になれば幸いです。

すばらしい学校がある「千代田区」


基本的に中学校や高校は、制服・宿題・定期テストなど、厳しい規則の中で学校生活を送るのがほとんどでしょう。

しかし、そういった常識を覆す公立の高校が都内にあることをご存知でしょうか。

「千代田区立麹町中学校」は、とにかく生徒の自主性を尊重している学校です。

まず、登校するのは「制服でも私服でもどちらでも構わない」というルールになっています。

オシャレな女子には嬉しいルールですね。

「私服で学校に来ることで制服の良さを知ってもらえる」という考えらしく、とても共感できます。

また、テストは1回だけでなく2回受けられるようにしたそうです。

校長は「誰が何点なのかをわかるようにすることではなく、苦手なところを把握してわかるようにしたい。」とコメント。

テストの本来の目的を理解していて、素晴らしいと感じました。

ちなみにここの校長は、公務員ではなく民間の企業から来た人みたいです。

これら以外にも宿題や固定担任制も全廃して「学校の当たり前」をとにかく問い直しているこの中学校。

じゃんけんで意見をまとめそうになったときは「意見の対立なのにどうしてじゃんけんで決めるの」という意見が生徒から出ることも。

集団生活では意見の対立が起こるものですが「意見は対立するのが前提」として、生徒にも生産的な議論の場を持たせています。

校則だから守らなければいけない、常識だから守らなければいけないといった固定観念を見事に取り払っています。

これにより、しっかり生徒に自分の頭で考えさせる教育が実現できていると言えますね。

洗脳教育がはびこる日本の学校ではめずらしい教育理念です。

子どもがいるという人は引っ越し先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

100万円くれる「茨城県利根町」


少子高齢化が進んでいる昨今、国や自治体による出産・子育て支援は増えてきました。

子育てにはいろいろとお金がかかりますし、そういった支援は利用したいところです。

国からの支援としては、出産すると健康保険から出産育児一時金として42万円の支給があります。

基本的に出産時の費用はこれで賄えるので安心です。

しかしその後の子育てにも、もちろんお金がかかりますよね。

そこで注目したいのが、茨城県利根町の支援制度。

なんと、3人目が生まれると最大100万円が支給される「利根町子育て応援手当支給制度」という制度があります。

3人目だけでなく、4人目以降も対象となるため、子だくさんの家庭には大助かり。

2人目でも最大50万円が支給されるため、とにかく子育て世帯にはとても助かる制度です。

いずれも一度に全額ではなく、年に一度、数回に分けて支給されます。

こういった支援制度の有無で、子育てのしやすさ、ひいては住みやすさまでもが変わってくるものです。

余裕を持って子育てしたいという方は、ぜひ利根町に引越してみてはいかがでしょうか。

ゴミ袋を無料配布している「野田市」


環境相が2020年までにレジ袋の有料化を法律で義務化する意向を発表するなど、環境問題に対する取り組みが大きくなってきています。

特にレジ袋はゴミ袋代わりにもらっている人も多いかと思いますが、有料になるのならもらわないという人も多いはず。

そもそも地域によってはゴミ袋が指定されていることもあります。

そういった地域ではゴミ袋は必ず買わなくてはいけません。

ちなみに日本の指定ゴミ袋で一番高いのは北海道の帯広市でなんと1枚135円です。

135円は高すぎですよね。

そこと真逆なのは千葉県の野田市で、なんとゴミ袋が無料でもらえるのです。

野田市に住民票がある人には、年に一度、市からゴミ袋の無料引換券が送られてきます。

あとはその引換券を持って、好きなときに交換すればいいという仕組みになっているとのこと。

通常では60枚分ですが、8人以上いる世帯では人数に合わせて100枚以上もらえるなど、大家族にも対応しています。

万が一足りなくなった場合は、有料で買い足すこともできるから安心です。

あらかじめもらえる枚数が決まっていると、それに合わせてゴミの量を調整しようという住民が増え、環境問題にも役立つこと間違いなしです。

住民の家計に負担もかけず、環境問題にも取り組む、とても良い政策ですね。

他の市町村でもこのような税金の使い方を見習ってほしいものです。

ランドセルを無料配布する「日立市」


未就学児のお子さんがいる家庭では、小学校入学時にランドセルを買わらなければいけません。

とは言え、ランドセルは一般的なものでも数万円、高いものだと10万円もする高価なものです。

なかなか簡単に出せる金額ではないですし、家計にも負担がかかります。

そのため、ランドセルによって家庭の貧富差が顕著になってしまうこともあり得るのが現実です。

それだけでなく、ランドセルをきっかけにしていじめに発展してしまうことも。

このような問題と無縁なのは茨城県日立市。

日立市では「ランドセル無料配布」に取り組んでいます。

これは、日立市に住んでいる小学校新一年生を対象に、市が既定のランドセルを無料で配っているというものです。

色は赤と黒の二色のみで、男女問わずどちらを選ぶこともできます。

また、一般的なランドセルは上からフタをかぶせるタイプですが、こちらのランドセルはファスナー式。

重さもわずか550グラムとかなり軽めに設計されており、子どもの体への負担も少なく、とても合理的です。

転入生も希望すれば無料でもらえるということもあり、日立市のほぼすべての小学生がこのランドセルを使用しているのだそう。

きっかけは1975年、オイルショックの家庭への影響を受けて始まったこのシステム。

家計への負担を軽くし、使用する子どもたちにも仲間意識が芽生える、素晴らしいシステムといえます。

おむつ1年分もらえる「埼玉県北本市」


赤ちゃんが生まれると何かとお金がかかりますが、おむつなどの消耗品もその要因。

なくてはならないものなので、いくら節約したくても買わないわけにはいきませんよね。

そこでご紹介したいのが埼玉県北本市の制度。

なんと、おむつ1年分(35袋)が無料で引き換えられるクーポン券をもらえるのです。

これは北本市が独自で行っている「0歳児おむつ無料化事業」によるもの。

対象となる期間は、赤ちゃんが生まれた月から満1歳の誕生日の前月分までとなっています。

直接おむつをもらえるわけではありませんが、契約店でさまざまなメーカーから選んで交換することができますよ。

選べるメーカーは、パンパース、メリーズ、ムーニー、グーン、GENKI!の5つ。

おむつはいろいろなタイプがあり、赤ちゃんによっても合うものが違うので、メーカーを選べるのはうれしいポイント。

クーポン券は3回にわたって配布されますので、もらいに行くことさえ忘れなければ大丈夫です。

また、布おむつを希望している場合は、こども課窓口で1年分の現物をもらうことができます。

浮いたおむつ代を他のことに回せますので、育児にも余裕が出てきそうです。


以上、引っ越ししたい市町村まとめでした。

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